ＢＬドラマＣＤ「生徒会長に忠告」

ドラマＣＤ「生徒会長に忠告」
（お勧め度★★★★★／評価９５点）

原作：門地かおり

知賀（杉田智和）×国斉（鳥海浩輔）

近藤（岸尾大輔）
阿久津（子安武人）････ほか

まずＣＤを聞く前に原作の１巻読むことをお勧めします。
特に序盤の方で国斉が知賀の仕草や表情にドキマギする所は
予め漫画を読んでいるとその場の状況が分かりますが、
ＣＤで声だけ聞いても多分２人の位置関係や国斉がどういう行動をとっているのか掴みづらいかも。

でも、喋る事はもちろん、それぞれの心の声もかなり原作に忠実に音声化されていて、すごく面白いです♪
前半は知賀の１人ボケ突っ込み的な心の葛藤がすごくて、
後半は同じく国斉の１人ボケ突っ込み的な心の叫びがすごくて、
絡みシーンも国斉の喘ぎ声：国斉の内なる声：知賀の攻め声の割合は１：７：２という位で、
とにかく国斉が感じるよりわーわー（心の中で）騒いでいるのが可笑しくて、
こんなに笑える絡みシーンは初めてかもしれない。(^o^)

特に知賀の１人ボケ突っ込みは某ジャンプアニメの銀さんを思い出させるというか、
杉田さんのこういうボケ突っ込み演技が好きだなー♪(*^^*)
鳥海さんも間延びした喋り方で国斉の天然ぼけっぷりを体現してくれていて言うことないのですが、
何故か、国斉を見る度に平川さんのイメージがしてならないのが困ったもの。
国斉の見た目がラブレボの鷹士お兄ちゃんに似ている(？)せいかもしれませんが、
鳥海さんで何ら文句ないのに、平川さんだったらとつい思い浮かべるのは平川さんの声だったりー･･･。

脇の突っ込み近藤くんもすごく良い感じです♪
正直少々オーバー演技の気がしないでもないけど、
この作品にはそれで合っていると思わないでもなく。
近藤くんの突っ込みは原作で読むより、ＣＤで聞いた方が何倍も面白く聞こえます。(^o^)

そして１人マイペースな子安さんの阿久津が期待を裏切らず、
これ以上ないくらい原作の阿久津のイメージにぴったりですごい良かったー！！(>▽<)
阿久津って別作品（『第二ボタン下さい』）では美少年に一目惚れして、
ちょっとずれたアタックする攻めキャラなんだけど、
こっちでは客観的立場から時々絶妙な突っ込みや間を入れてくる、
国斉とは違った意味での天然キャラで、
子安さんもただ淡々と喋るだけでなくて、浮世離れした阿久津の感じを上手～～く出してくれてて、
子安さんで本当に良かったー！！と思いました。(*^^*)
別に私は特別阿久津を気に入っているとかではないのですが、
イメージ通りの嬉しさというか、ここが私的には一番満足いくキャスティングでした。

紅 蓮

ＢＬドラマＣＤ「生徒会長に忠告」

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